早くもミランお家芸が復活 フロントの現場介入で本田の「我が家」は消滅!?

物言うフロント

 リーグ11位と振るわないACミランは、今季6節終了の時点で早くもフロントの現場介入というお家芸をさく裂させている。イタリア地元紙「コリエレ・デロ・スポルト」が「ガリアーニCEOが介入。すべてを非難する」と特集している。

 ミランはシルビオ・ベルルスコーニ会長が、自らこよなく愛するトップ下を置くシステムを監督に押し付けるなど、フロントの現場介入が頻繁に行われるクラブとしても有名だ。今季就任したシニシャ・ミハイロビッチ監督は開幕6節にして、その洗礼を浴びることになった。

 ベルルスコーニ会長の腹心で強化責任者のガリアーニCEOがミハイロビッチ監督と会談。「ミスはもうやめろ! 歩みを変えろ!」と厳しく叱責(しっせき)したという。

 近年、補強費を削減し続けてきたミランだが、珍しく今季はコロンビア代表FWカルロス・バッカらを獲得するなど、120億円の大型補強を敢行した。だが、今季は3勝3敗で11位と現在中位に甘んじている。

 CEOは鬼軍曹として知られるミハイロビッチ監督に試合内容の乏しさを問いただした。記事では今回の現場介入によって2つの変更の可能性が浮上しているという。

 

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