モラタのアトレチコ移籍へ イグアイン獲得報道のチェルシーは移籍金を56億円に設定
イグアイン加入でライバルが増えるモラタはマドリード凱旋を希望か
チェルシーのスペイン代表FWアルバロ・モラタがアトレチコ・マドリード移籍の交渉を行っていると英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。代役確保を前提としていたチェルシーは、ユベントスからアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインの期限付き移籍で合意したと伝えられており、今後の展開に注目が集まる。
レアル・マドリードの下部組織出身者であるモラタはユベントス、レアルでのプレーを経て、2017年夏にチェルシーへ完全移籍。しかし、加入から2シーズンが経過した今も不動の地位を築けず、今季はリーグ戦16試合5得点とエースとしての期待に応えているとは言い難い。
今冬の移籍が確実視されるなか、アトレチコがモラタ獲得の交渉を行っているという。チェルシーはレアルから獲得した際に支払った移籍金7000万ユーロ(約87億円)を少しでも回収したいと考えているようで、移籍金を4500万ユーロ(約56億円)に設定していると伝えられている
モラタの移籍については、チェルシーが代わりとなるセンターフォワードを獲得できるかどうかがポイントとなっていた。しかし、イグアインを買い取りオプション付きの期限付き移籍で獲得することで合意。あとはアトレチコと条件面で合意できるかが争点となる。
マドリード帰還を望んでいるとされるモラタ。12日のプレミアリーグ第22節ニューカッスル戦(2-1)でベンチ外となったモラタは、14日にマドリードにいるところを撮影された。セビージャやバルセロナからも興味を持たれていたというストライカーのロンドンでの生活は、わずか1年半で幕を閉じることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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