日本代表、アジア杯オマーン戦「予想スタメン」 乾起用か、大迫に代わり武藤抜擢も

W杯で長友と縦関係を築いた乾が左で先発か 大迫の代役は武藤が最良のチョイス

 初戦で2列目の右に入ったMF堂安律(フローニンゲン)とトップ下のMF南野拓実(ザルツブルク)は替えが利かないうえ、経験値を高めさせる意味でも先発か。一方、左は原口元気(ハノーファー)に代わりMF乾貴士(ベティス)もありそうだ。

 乾は森保体制初招集ながら、昨夏のロシア・ワールドカップで長友と縦関係を築いており、その点は長友も「全然問題視はしていない」と自信を見せる。南野や堂安らと2列目の感触を早めにつかむうえでも、乾の先発は妥当な一手だ。原口が控えていれば、安心感も一層増す。

 大迫欠場と見られる1トップは武藤を抜擢しそうだ。北川は経験に乏しいだけに、海外での経験も豊富な武藤が最良のチョイスだろう。本人も今季イングランドでプレーし、「大舞台でも緊張しないメンタルが付いた」と語っている。自身が出場した際のイメージトレーニングも抜かりない。

「とにかく裏が消えていると思いがちだけど、そこに落とされることが一番DFにとって嫌なことだと思う。そういったところを狙っていければいい」

 オマーン戦は決勝トーナメント進出が懸かる一方、決勝も含めると残り6試合。選手らが「総力戦」と語っているとおり、メンバーを入れ替えながら、チームとして成長していく必要もある。森保監督は「明日のゲーム直前、メンバー発表直前まで考えて決めたい」とギリギリまで選手の状態を見極める構えだが、果たしてオマーン戦ではどのような戦いを披露するのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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