日本代表、アジア杯開幕日に中島と守田が負傷離脱 乾&塩谷が追加招集、森保J初参戦へ

(左から)MF守田、MF中島【写真:Getty Images】
(左から)MF守田、MF中島【写真:Getty Images】

追加招集の乾が10番、塩谷が18番となることも発表

 日本サッカー協会は5日、同日にUAEで開幕するアジアカップ2019に出場する日本代表から、MF中島翔哉(ポルティモネンセ)とMF守田英正(川崎フロンターレ)が怪我のため離脱し、代わりにMF乾貴士(ベティス)、DF塩谷司(アル・アイン)の2選手を追加招集すると発表した。2人は森保一監督の就任後、初招集となる。

 チームは2日に日本を出発し、現地時間3日から開催国のUAEでトレーニングを開始。9日のグループリーグ初戦トルクメニスタン戦に向けて調整を進めているなか、アジアカップ開幕日の5日に攻撃陣の柱である10番の中島と、ボランチの守田が負傷離脱することが決まった。

 特に中島の離脱は痛恨だ。昨年9月の森保ジャパン発足以降、背番号10をつけ新チームの“顔”として躍動。左サイドハーフの一番手として、際立つプレーを見せていた。親善試合の5試合中3試合で先発、得点は1点のみだったが、10月16日のウルグアイ戦(4-3)など切れ味抜群のドリブルで、チャンスメーカーとして機能していた。

 中島に代わって招集された乾が10番を付けることも併せて発表されている。昨夏のロシア・ワールドカップで、同ポジションで輝きを見せたのは記憶に新しい。今季のベティスでは思うように出場機会を得られていないが、初招集となった森保ジャパンでも攻撃の核となることが期待される。

 また守田に代わって同じく森保体制初招集となった塩谷も、昨年12月のFIFAクラブワールドカップでレアル・マドリード相手にゴールを奪うなど大活躍した。広島時代の恩師・森保監督の下でどのようなプレーを見せるのか、注目が集まる。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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