3連勝の新生マンU、監督交代で何が変わった? スペイン紙分析「8つのキーポイント」
モウリーニョ前監督からスールシャール新監督就任でリーグ3連勝と上り調子
マンチェスター・ユナイテッドは今季、成績不振でジョゼ・モウリーニョ前監督を解任し、後任にクラブOBのオレ・グンナー・スールシャール監督を迎えてからは、リーグ3連勝と上り調子だ。スペイン紙「マルカ」は、モウリーニョ前監督下のユナイテッドと、現在のユナイテッドの違いを分析し、8つのキーポイントを挙げている。
ユナイテッドはスールシャール監督就任を機に攻撃的サッカーを展開し、第18節カーディフ戦を5-1、第19節ハダースフィールド戦を3-1、第20節ボーンマス戦を4-1といずれ快勝を収め、3試合で計12得点を記録した。
スペイン紙「マルカ」は「選手らがよりハッピーに見える」とし、最初のキーポイントに選手がより自由にプレーできている点を挙げた。「スールシャール監督の下で、選手らは以前よりもかなり自由にプレーしており、プレスではより流動的でアグレッシブだ」と記している。
2つ目は、スールシャール監督から選手へのリクエストの一つだった「ポゼッション」だ。新監督は「もっとユナイテッドが試合をコントロールすることを望んでいた」としたうえで、「ここ3試合でのポゼッション率は、カーディフ戦で72%、ハダースフィールド戦で65%、ボーンマス戦でも63%と改善が見られる」としている。
3つ目が「ゴールの増加」だ。モウリーニョ前監督の下では今季1試合平均1.58得点(公式戦24試合で38得点)だったが、スールシャール監督就任後は4.6得点(公式戦3試合で12得点)と二倍以上に上がっている。4つ目は、モウリーニョ政権でほとんど見られなかったが「前半リードで折り返し」だ。新体制移行後の3試合すべてで達成している。
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