メッシとC・ロナウド、2018年により多くのゴールを決めたのは?
いまだ圧巻の得点力を見せる二大巨頭 2018年は51対49と2点差でメッシに軍配
イタリア1部リーグのセリエAは現地時間29日の第19節で、2018年の公式戦を終えた。今夏レアル・マドリードからユベントスに移籍したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、今年最後となったサンプドリア戦で2ゴールを挙げ、2-1の勝利に貢献。その決定力がイタリアでも絶大なことを改めて示した。そんななかスペイン紙「マルカ」は、“永遠のライバル”扱いをしているバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとのゴール数を比較。どちらのほうが多くのゴールを奪ったのだろうか――。
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これは2018年に行われたクラブと代表の試合で挙げたゴールを合算したもので、ロナウドの49ゴールに対してメッシは51ゴールを記録。2得点だけメッシが上回る結果となった。ロナウドは2011年以降、常に50ゴール以上をマークし、2013年にはキャリアハイの69ゴールを挙げていた。しかし、2018年はわずか1ゴール届かず「年間50得点」の記録が止まっている。
一方のメッシが、過去9シーズンで50ゴール以上をマークしたのは8回。唯一、50ゴールに達しなかった2013年を見ても、47試合に出場して45ゴールを記録している。圧巻はその翌年の2013年。なんと1年で91ゴールを記録しているのだから、やはり圧倒的と言わざるを得ないだろう。
ロナウドはサンプドリア戦の2ゴールによって、今季のセリエA通算ゴール数を「14」に伸ばし、“定位置”である得点ランキングトップに立った。またメッシもすでに15ゴールを積み上げて、「ピチーチ」(リーガ得点王)争いのトップを快走している。
ここ10年間、2人だけが手にしていたバロンドールの座が今年はクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)に渡るなど、時代の移り変わりを感じさせる。しかし、まだまだ2人の存在感が絶大なことは確か。2019年も世界中のサッカーファンを驚かせるようなゴールを何度も見せてくれるはずだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)