アジア杯が原因? 中島翔哉、プレミア2クラブの尻込みを現地紙が指摘「英国が躊躇」
即戦力を求むウルブス、サウサンプトンともに合流が遅れる可能性を懸念か
ポルティモネンセの日本代表MF中島翔哉は、今冬でのプレミアリーグ行きが取り沙汰されている。しかし、アジアカップ参戦が争奪戦に影響を及ぼす可能性が浮上している。ポルトガル紙「レコルド」は「イングランドが中島に対して躊躇」と報じた。
中島は昨季、海外移籍1年目でリーグ戦29試合に出場して10ゴール12アシストと大活躍。今季もリーグ戦12試合に出場して5ゴール6アシストと攻撃を牽引している。そのハイパフォーマンスに欧州の他クラブも関心を寄せるようになり、なかでもプレミアリーグのウォルバーハンプトンとサウサンプトンが関心を強めていると報じられていた。
一方で、中島は日本代表として来年1月にUAEで開催されるアジアカップに参戦予定で、冬の移籍市場が開いている時期と重なってしまう。これにより、プレミア勢が争奪戦から撤退する可能性が出てきているようだ。
記事では、噂されるウォルバーハンプトンとサウサンプトンの両クラブともに、即戦力の補強を早急に望んでいると指摘。アジアカップ決勝は2月1日に予定されていて、日本代表が勝ち進んだ場合、仮に中島を獲得したとしてもチームへの合流が大幅に遅れてしまう。ウォルバーハンプトンはRBライプツィヒのポルトガル代表FWブルーマにターゲットを変更する案が浮上しており、サウサンプトンも残留争いから抜け出すために別のオプションを模索し始めているという。
中島は来夏までポルティモネンセに残留するという流れに傾きつつあり、それぞれの動向に注目が集まることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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