ペップ、混戦のプレミアに“バルサ×レアル”との類似点主張 「全ての試合に勝つ必要が…」
リバプールやトットナムらとの上位争いはバルサとレアルのライバル関係と「似ている」
マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督は、バルセロナ時代のレアル・マドリードとのライバル関係が、今のプレミアリーグのタイトルレースと類似点があると感じていることを明かした。衛星放送「FOXスポーツ」が報じている。
グアルディオラ監督は2008年にバルセロナの監督に就任すると、その後3年連続でリーガ・エスパニョーラ制覇を果たすなど、数多くのタイトルを獲得。ただ、退任した12年はレアルが優勝したように、毎年ライバルとの激闘を繰り広げていた。
一方、今季のプレミアリーグではシティを筆頭に、リバプールやトットナム、チェルシー、アーセナルと激しい上位争いを繰り広げている。予断を許さないプレッシャーは、バルセロナでの経験に匹敵するとグアルディオラ監督は明かしている。
「すごく似ているね。首位に立ち続けるための努力として、全ての試合に勝つことにトライしている。リバプールだけでなく、チェルシーやアーセナル、トッテナム、マンチェスター・ユナイテッドも(タイトルレースに)参加することができる。我々は最初からそうなると知っていたし、誰もがそういう気持ちを持っていたんだ」
また、グアルディオラ監督はレアルとのライバル関係との比較についても口にしている。
「この感情はすごく似ている。レアルは常に多くのことを要求してきたため、我々は勝つ必要があった。レアルとの試合を落とすこともあるから、他の試合で勝ち抜かなければならない。そうしないとタイトルを獲得することができない。99ポイント、96ポイント、たくさんの勝ち点を取らないといけないんだ」
現地時間15日の時点でシティは暫定首位に立つも、2位リバプールは一試合未消化でなおかつ今季唯一無敗をキープしている。この手に汗握る熾烈なタイトル争いは、シーズン終盤まで続くことになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)