オーウェン氏がリバプールとマンUから選んだベストイレブンは反発必至!?

11人中8人がユナイテッド

 元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏が強烈なライバル関係にあるマンチェスター・ユナイテッドと、リバプールによる究極のベストイレブンを発表した。選出の対象は今季の所属選手となっている。英地元紙「デイリー・スター」が報じた。
 リバプールとユナイテッドの両クラブでプレーした経験を持つ数少ない選手の一人であるオーウェン氏。リバプールでは、下部組織から17歳でトップチームデビューし、プレミアリーグ得点王獲得やカップ・トレブル(FAカップ、リーグカップ、UEFAカップの三冠)を成し遂げるなど通算216試合118ゴールと大活躍した。しかし、今回は、その古巣からわずか3選手しか選出しなかったことが話題となっている。 
 オーウェン氏がリバプールの選手から選んだのはスロバキア代表DFマルティン・シュクルテル、ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ、ベルギー代表FWクリスティアン・ベンテケの3人。
 マンUから選ばれたのは、スペイン代表GKダビド・デ・ヘアをはじめ、イタリア代表DFマッテオ・ダルミアンやイングランド代表DFクリス・スモーリングとルーク・ショー、イングランド代表MFマイケル・キャリック、ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガー、オランダ代表FWメンフィス・デパイ、そして代表とクラブ(ユナイテッド)両方でチームメートだったFWウェイン・ルーニーを選出した。
 この選出結果を受け、記事では「マイケル・オーウェン氏の選出は強い反発が起こることは間違いない」と伝えられている。両クラブは非常に強いライバル関係にあるため、特にリバプールサポーターはこの結果に怒りを覚えるはずだ。
 オーウェン氏はこうした偏った選出結果について、「現在はクオリティーの面でマンチェスター・ユナイテッドがリバプールをわずかに上回っている」とコメント。この発言が、サポーターの怒りの火に油を注がなければいいが、議論を巻き起こすことは間違いないだろう。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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