浦和DF槙野、チーム練習に完全合流 脳震とうの瞬間は「映像を見ても分からない」

最終節の位置づけを主張「数字の上では消化試合と見られるのかもしれませんけど…」

 浦和は今後、12月1日にリーグ最終節のFC東京戦を迎え、5日に天皇杯準決勝の鹿島アントラーズ戦、勝利すれば9日の決勝戦に進む。リーグ戦での3位以内は消滅し、天皇杯に来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権を懸ける形になったが、槙野はそのムードが大きくなりすぎることには警鐘を鳴らしている。

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「湘南戦の前に、チームが天皇杯にというムードになり過ぎていた部分が感じられた。そういう空気をFC東京戦の前に作り過ぎないことが大事だと思う。数字の上では消化試合と見られるのかもしれませんけど、そのつながりや背景を考えれば非常に重要な試合になる」

 槙野個人で言えば、ロシア・ワールドカップ(W杯)も含めれば休みのない非常にタフなシーズンを送り、浦和も監督交代を含めた混乱もある難しいシーズンだった。それだけに、アクシデントから復帰した槙野はシーズンの最後に有終の美を飾るつもりだ。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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