「トーレスの5倍」 G大阪の韓国代表FW、母国紙が決定力絶賛「欧州に行くべき理由」

(左から)サガン鳥栖FWトーレス、ガンバ大阪FWファン・ウィジョ【写真:Getty Images】
(左から)サガン鳥栖FWトーレス、ガンバ大阪FWファン・ウィジョ【写真:Getty Images】

“救世主”ファン・ウィジョ、今季J1リーグで27戦16ゴール

 ガンバ大阪の韓国代表FWファン・ウィジョは、今季リーグ戦27試合出場で16ゴールと目覚ましい活躍を見せており、一時は降格圏に沈んでいたチームを復活させる立役者となった。韓国メディア「マイデイリー」は、「トーレスの5倍の決定力。ファン・ウィジョが欧州に行くべき理由」との見出しをつけて特集し、今夏サガン鳥栖に加入した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスを引き合いに出し、ファン・ウィジョの得点力を絶賛している。

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 ファン・ウィジョは今季序盤に右ウイングでプレーしていたが、FW長沢駿(現・ヴィッセル神戸)の負傷離脱により、センターフォワードで起用される機会が増えた。今夏に開催されたアジア大会にオーバーエイジ枠で参戦すると、最前線のポジションで7戦9発と大爆発し、ストライカーとして覚醒を遂げた。Jリーグに戻ってもその勢いは衰えず、リーグ戦6試合連続ゴールを決めるなど、降格危機にあったG大阪を残留確定まで引き上げる立役者となった。

 記事では、得点ランキング3位に位置するエースの活躍ぶりを称えたうえで、今季リーグ戦3ゴールにとどまっているトーレスよりも強いインパクトを残していることを強調している。

「何より注目すべきは、元スペイン代表のゴールゲッターであるトーレスをはるかに凌駕しており、存在感を誇示している。アトレチコやリバプール、チェルシーで活躍してきたトーレスのJリーグ参戦には大きな期待が寄せられたが、第33節までで3ゴールと、その出費を考えると途方もなく少ない得点力だ。ファン・ウィジョの5分の1となる。直接的な比較は難しいが、それこそファン・ウィジョが欧州でも十分に通用する証明となっている。トーレスはアトレチコ退団直前までバックアッパーとしての役割を全うしており、随所で活躍していた」

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