森保監督、ベネズエラ戦も4バック採用へ 注目は佐々木と初招集・山中が争う左SBか

ベネズエラ戦の前日会見に臨んだ森保監督【写真:Football ZONE web】
ベネズエラ戦の前日会見に臨んだ森保監督【写真:Football ZONE web】

初陣から3戦連続で採用した4バックを継続か「これまでと同様の形にしようかと思う」

 日本代表は16日、新体制4試合目となる国際親善試合・ベネズエラ戦(大分スポーツ公園総合競技場/19時30分)に挑む。前日会見に出席した森保一監督は、システムについて問われると「スタートの時点ではこれまでと同様の形にしようかと思っている」と、4バック採用を示唆した。

 日本代表は12日から大分合宿をスタート。ロシア・ワールドカップ主力組のDF長友佑都(ガラタサライ)が肺気胸の影響で離脱したためDF山中亮輔(横浜F・マリノス)を初招集し、怪我で不参加となったMF青山敏弘(サンフレッチェ広島)とFW鈴木優磨(鹿島アントラーズ)に代わって、MF守田英正(川崎フロンターレ)とFW杉本健勇(セレッソ大阪)を追加招集して調整を続けてきた。

 森保監督と言えば、サンフレッチェ広島の指揮官時代に3-4-2-1をメインシステムにJ1リーグを計3回制した。3バックは代名詞の一つと言えるが、初陣となった9月のコスタリカ戦(3-0)以降、ここまでの3試合は一貫して4バックを採用してきた。

 ベネズエラ戦の前日会見で、森保監督はシステムに関して「スタートの時点ではこれまでと同様の形にしようかと思っています」と説明。その意図について、次のように言葉を続けている。

「私の中で3バック、4バックと戦い方の違いというふうには捉えておらず、選手たちも試合中に状況に応じて3バックにシフトしたり、自然とやってくれている。選手たちが判断に応じて動いた結果、そういう形になれば、ということになります」

 森保監督の言葉から察するに、スタートは4バックで、試合中に選手の判断で3バックにシフトする可能性もあるというスタンスになりそうだ。

 今シリーズではDF長友佑都(ガラタサライ)が肺気胸の影響で不在のため、左サイドバックにDF佐々木翔(広島)と初招集のDF山中亮輔(横浜F・マリノス)のどちらを起用するかも、見どころの一つになりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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