ドルトムントの新星二人が初の“デア・クラシカー”に決意 「アクセル全開で行く」
18歳のサンチョと20歳のブルーン・ラーセンがバイエルンとの大一番に意気込みを語る
ブンデスリーガは現地時間10日の第11節で、首位ドルトムントと3位バイエルンの「デア・クラシカー」が行われる。大一番に向けてドルトムントの若きスター、イングランド代表MFジェイドン・サンチョとデンマーク人FWヤコブ・ブルーン・ラーセンがドイツ紙「ビルト」で意気込みを語り、その内容をドイツメディア「SPORT BUZZER」が伝えている。
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二人にとっては初めてとなる「デア・クラシカー」。18歳のサンチョが「どの選手もこの試合に向けて興奮しているよ。完売のホームにバイエルンを迎え、200以上の国がこの試合を見守る──これ以上のことはないよ」と話せば、20歳のブルーン・ラーセンも「僕も同じだ。若い選手ならこういう試合を夢見るのは当然のことだよ」と本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクでの一戦に胸を躍らせる。
王者バイエルン相手にどう戦うかについて、サンチョは「全てを出し切り、ファンの力も借りてアクセル全開で行くよ。バイエルンがどれだけ強いか、僕らは分かっている。でも、良い一日を過ごせれば彼らを倒せることも分かっている。まさにホームでね。彼らをリスペクトしているけど、僕らには大きな自信もある。それに全員が団結しているしね!」と自信のほどを語った。
ドルトムントはここまでリーグ戦は負け知らずで、バイエルンに勝ち点4差をつけている。勝利すればその差は「7」と広がるが、ブルーン・ラーセンは「できるだけ、順位表は見ないようにしている」という。
「これは凄いチームとの凄い試合。もし勝ったら、順位がようやく良い感じになると僕らは分かっている。でも、口で語っているだけでは試合に勝つことはできない。僕らのクオリティーを引き出し、コンパクトな守備をし、攻撃陣が軌道に乗って初めて、良い結果が得られるんだ」
ブンデスリーガで行われた「デア・クラシカー」では、ドルトムントは直近3試合でいずれも黒星。特に3月に行われた前回対戦では0-6と悪夢の大敗を喫しており、その借りを返したいところだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)