苦境のレアル主将DFラモス、本拠地でファンからブーイングも「気が付かなかった」
バルサ戦で1-5と大敗、暫定監督の下で次節勝利もファンから不満のブーイング
レアル・マドリードは10月28日、リーガ・エスパニョーラ第10節“エル・クラシコ”で、宿敵バルセロナに1-5と大敗し、その直後にフレン・ロペテギ前監督を解任した。現地時間3日の第11節バジャドリード戦では、新監督が決まるまでチームを率いることになったサンティアゴ・ソラーリ暫定監督の下、本拠地で2-0勝利を収めたが、ホームのファンからはクラシコ大敗を喫した選手らにブーイングが沸き起こった。
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米スポーツ専門テレビ局「ESPN」は、主将のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスもブーイングを受けた中の一人だったと伝えたが、同選手は試合後に後半のスタジアムにはよりポジティブな雰囲気が流れていたと語っている。
試合は元フランス代表FWカリム・ベンゼマ、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルの二人がそれぞれチャンスを迎えながらも決めきれず、バジャドリードにたびたびカウンターを許す展開となった。
だが、後半28分に投入された今季加入のブラジルU-20 代表の18歳FWヴィニシウス・ジュニオールが、同38分に右サイドから得意の高速ドリブルを仕掛けてマーカー複数人を置き去りにすると、シュート性のクロスを送る。これが相手DFに当たってゴールマウスに吸い込まれ待望の先制点をゲットした。落ち着きを取り戻したレアルは、5分後にベンゼマが獲得したPKをラモスが冷静に決めて逃げ切っている。
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