若きイングランド、スペインに敵地で31年ぶり勝利 平均“23.36歳”も「成熟していた」

イングランドが31年ぶりに敵地でスペインに勝利した【写真:AP】
イングランドが31年ぶりに敵地でスペインに勝利した【写真:AP】

1959年以降で史上最も若いスタメン11人で3-2勝利 サウスゲイト監督も称賛

 平均年齢23歳という若きイングランド代表が、強豪スペインに打ち勝った。現地時間15日のUEFAネーションズリーグで“スリーライオンズ”(イングランド代表の愛称)が敵地で3-2の勝利を飾り、チームを率いるギャレス・サウスゲイト監督も選手たちを称賛した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 今夏のロシア・ワールドカップでも若手選手を積極的に起用してベスト4と躍進したイングランド。このスペイン戦では、さらに若返りを図った。

 スタメン11人のうち、25歳よりも上の選手はトットナムのDFキーラン・トリッピアー(28歳)のみ。イングランドサッカー協会(FA)によれば、トットナムのFWハリー・ケイン(25歳)、マンチェスター・ユナイテッドのFWマーカス・ラッシュフォード(20歳)など20代前半の選手を中心に構成されたチームの平均年齢は23.36歳だったという。1959年以降では史上最も若い先発メンバーとなった。

 前半からトップギアのイングランドは、前半16分と38分にマンチェスター・シティFWラヒーム・スターリング(23歳)、同29分にラッシュフォードが得点。試合の半分が終わった時点で3点のリードを奪った。後半に好調のドルトムントFWパコ・アルカセルと、レアル・マドリードDFセルヒオ・ラモスのゴールで1点差まで詰め寄られるも、逃げ切って勝利をつかんだ。敵地でスペインに勝利したのは1987年2月の対戦以来(4-2)、実に31年ぶりとなった。

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