サラーのプスカシュ賞受賞に「ノー」 イブラヒモビッチが異議「自分のゴールが…」

プスカシュ賞を受賞したサラー(左)にイブラヒモビッチ(右)が異議を唱えた【写真:Getty Images】
プスカシュ賞を受賞したサラー(左)にイブラヒモビッチ(右)が異議を唱えた【写真:Getty Images】

イブラヒモビッチが持論展開 「ロナウドはいいゴールを決めたと思うよ」

 リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーが、現地時間24日にロンドンで開催されたFIFA(国際サッカー連盟)の「ザ・ベスト FIFAフットボールアウォーズ2018」で、プスカシュ賞(最優秀ゴール賞)に輝いた。これについて、メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが異議を唱えている。

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 プスカシュ賞に輝いたのは、昨年12月に行われたエバートンとのマージーサイドダービーでサラーが決めた一発。ペナルティーエリア右でボールを受けてから反転し、二人の相手を置き去りにして左足で叩き込んだゴールだった。同賞にはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(当時レアル・マドリード)や、ウェールズ代表FWギャレス・ベイル(レアル)がUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で決めたオーバーヘッド弾などがノミネートされていたが、これらを破っての受賞となった。

 しかし、イブラヒモビッチは27日、このゴールがプスカシュ賞にふさわしいと思うかと尋ねられると「ノー」と回答。それでは誰がふさわしかったかと問われると、「クリスティアーノ・ロナウドはいいゴールを決めたと思うよ。候補者は見ていないんだ。自分のゴールがノミネートされていなかったから、関心がなかった」と率直に語った。

 一方で「でも、ロサンゼルスFC相手に僕が決めたゴールはノミネートされるべきだったと思うし、僕の500ゴールもね。来年はもしかしたらノミネートされるかも」とコメント。満面の笑みで語ったことからジョークであることは明らかだが、MLSのトロントFC戦で“回し蹴り”のようなアクロバティックな形でキャリア通算500ゴール目を挙げているイブラヒモビッチだけに、まったくの冗談というわけでもないだろう。

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