完敗は素直に認める

　これに対し、惨敗を喫したミハイロビッチ監督は「フットボールはダンスじゃない。ファウルは試合の一部だ。これがこの ような試合を親善試合と呼んではいけない理由だ」と主張。デヨングのファウルが象徴するような“ケンカ”サッカーを奨励するような発言を残した。
　だが、ドイツ王者との圧倒的な実力差は素直に認めている。この試合、バイエルンが主力を温存したのに対し、ミランはほぼフルメンバーで臨んだが、大敗した。ミハイロビッチ監督は「いずれにしても、一方的な試合だった。我々の対戦相手が強かったからだ。我々が強度を示すことができない一方、彼らは堅実だった。我々は成長しなければいけないし、努力を続けないといけない」と語った。
　ベストメンバーをそろえ、トップ下に本田圭佑を先発させたが、見せ場はほとんどなかった。5日にアウディ杯3位決定戦でミランは、トットナムと戦う ことになる。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images