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目を疑う衝撃の退場劇! 監督が相手選手にタックル、ドリブル突破阻止「珍場面を提供」
ルーマニア2部のFCアルジェシュ監督、タッチライン際で足を出して「カウンター阻止」
ルーマニア2部第4節のキンディア・トゥルゴヴィシュテ対FCアルジェシュ・ピテシュティの一戦は1-1のドローに終わったなか、終盤に目を疑う出来事が起きた。FCアルジェシュの監督がライン際で相手選手にタックルをお見舞いしてドリブルを阻止し、主審から退席処分を命じられる衝撃の展開となり、海外メディアは「珍場面を提供」「監督がカウンター攻撃阻止」と驚きを持って伝えている。
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「試合中に監督が相手選手を倒す」と報じたのは、ルーマニア紙「Ziare」だ。「トゥルゴヴィシュテの選手がサイドライン際でボールを保持し、スプリントした瞬間、監督がテクニカルエリアから出て相手を妨害した」と伝えている。
試合はトゥルゴヴィシュテが後半4分に先制し、同26分にFCアルジェシュが追いつく一進一退の攻防を繰り広げるなか、1-1で迎えた後半37分にそれは起きた。
トゥルゴヴィシュテの選手がタッチライン際でボールを保持し、縦にドリブルで抜け出そうとした際、なぜかFCアルジェシュのエミール・サンドイ監督がピッチ内まで侵入。ライン際で足をひょいと出し、相手選手の足もとにあったボールに対してタックルを見せた。ドリブル中の相手は思わぬ出来事に虚を突かれて転倒したなか、サンドイ監督は不可抗力とばかりに両手を挙げて主審にアピール。もっとも、プレー中の相手選手をタックルで倒すというあり得ない行為を受けて、主審はすぐさま監督に退席処分を命じている。
試合はそのまま1-1で終了したが、衝撃の退場劇は大きな注目を浴びた。ルーマニアメディア「SPORT.RO」は「サンドイ監督は右サイドでアクションを起こした相手を倒し、珍場面を提供した」と言及。また、ルーマニアテレビ局「Digi Sport」も「完璧な失敗。サンドイ監督がピッチ脇に立ち、相手のカウンター攻撃を阻止」と、驚きのシーンを描写している。
信じられない光景に会場も騒然となったが、波紋は今も広がり続けているようだ。