セリエA初得点の難しさをデータが実証 C・ロナウド、マラドーナ&ジダン超えなるか

ユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
ユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】

伝統的に堅守が賛美されるイタリア 英雄マラドーナが初得点まで要した時間は152分

 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、今夏にレアル・マドリードからユベントスに電撃移籍した。現地時間18日のセリエA開幕戦キエーボ戦(3-2)でデビュー戦初ゴールとはならなかったが、スペイン紙「マルカ」は伝統的に堅守が賛美され、戦術が重視されるイタリアで初ゴールを決めるのがいかに難しいかを、過去にセリエAでプレーした偉大な選手の初ゴールの記録とともに紹介している。

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 セリエAはゴールを決めることが難しいで有名だ。1951年以降で1シーズン30ゴール以上を記録したのは、ナポリ時代の2016年に36得点を挙げたアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインのみで、デビュー戦でゴールを決められたレジェンドもそう多くはない。

 レアル・マドリードでスペインデビューを果たした際、ロナウドはデポルティボ相手に開始34分で初ゴールをマークしている。ところが18日のキエーボ戦では、前半は2人、3人と囲い込むようにマークを受けて自由なプレーをさせてもらえず。左サイドでボールを受けると反転しながらゴール枠内に飛ばす強烈なシュートや、後半にはヘディングシュートや左サイドの角度がない位置でのフリーキックを枠内に蹴り込むなど存在感を示したが、初ゴールとはならなかった。

 過去を振り返ると、アルゼンチンの英雄MFディエゴ・マラドーナもナポリ時代、ベローナとのセリエAデビュー戦で不発。2戦目のサンプドリア戦でゴールを決め、初ゴールまではトータル152分を要した。フランス代表の“将軍”と呼ばれたミシェル・プラティニもユーベでセリエAデビューを果たしたが、初戦は不発。2戦目で決め、マラドーナと同じく初ゴールまでのプレー時間は152分だった。

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