英代表サウスゲイト監督、敗戦後の妻との熱き抱擁に脚光 「まるで映画のワンシーン」

サウスゲイト監督が見せた妻との抱擁が話題を呼んでいる【写真:Getty Images】
サウスゲイト監督が見せた妻との抱擁が話題を呼んでいる【写真:Getty Images】

52年ぶりの優勝を目指すも準決勝でクロアチアに敗戦

 イングランド代表は現地時間11日、ロシア・ワールドカップ(W杯)準決勝でクロアチア代表に延長戦の末、1-2で敗れた。試合後、最後までスタジアムに残っていたギャレス・サウスゲイト監督が見せた妻との抱擁が話題を呼んでいる。

 今大会、出場32カ国で3番目に平均年齢が低い若手世代中心で挑んだイングランドは、決して下馬評が高くなかった。しかし、準々決勝でスウェーデンを破って28年ぶりにベスト4進出。52年ぶりの優勝も期待されたが、準決勝でクロアチアに敗れ、3位決定戦に回ることになった。

 試合後、敗戦にもかかわらず1時間以上にわたってチャントを合唱していたイングランドサポーター1万人の前に、サウスゲイト監督が登場。万雷の拍手に両手を振って応えると、指揮官はその後スタンドに残っていた家族の元へと歩み寄った。その際のワンシーンが国内で話題を呼んでいるようだ。

 英紙「ザ・サン」は、「イングランドの心をへし折った敗戦後、空席となったスタジアムで妻に慰められるサウスゲイト監督の感動的瞬間」と特集。無人のスタンドのなかで妻のアリソンさんと熱い抱擁を交わすサウスゲイト監督にスポットライトを当てている。

「結婚して20年となる妻は、子供たちとともにボスの帰りを根気強く待っていた。遅れて登場した旦那を両腕で出迎えた。サウスゲイトは準決勝に敗れたものの、母国の心は勝ち取った」

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