なでしこ佐々木監督が続投を希望 リオ五輪も“スピルバーグ”が沸かせる

「彼女たちとサッカーがやりたい」

 なでしこジャパンの佐々木則夫監督は、5日(日本時間6日)、女子ワールドカップカナダ大会決勝でアメリカ戦に2-5で敗れた後、女子代表監督続投を希望する意向を明らかにした。
 2011年ドイツ大会に続く、W杯連覇という偉業はならなかった。だが、映画界の名監督「スピルバーグ」を自認する指揮官は今大会、名采配で観衆と日本のサッカーファンを沸かせ、さまざまな名場面を演出してきた。来年8月にはリオデジャネイロ五輪が控える中、指揮官はその去就が注目されている。自らの去就について、試合後の記者会見でこう語った。
「(リオ五輪で の)戦いの中のプランという部分は、もう少し時間を追ってから準備したい。アジア(の出場枠)は2枠しかないので、ファイナルに来たチームということをなくして、予選は厳しい戦いが待ち受けている。それは選手もしかり、スタッフもしかり。今後のことはもう少し時間を追ってから考えなければいけない。これで日本サッカーが終わったわけではない。これからリオ五輪を目指し、準備をしていかなければならない。近々では東アジアカップも1カ月弱後に迫っている。
 今後、世界に挑戦するという意味では、もう明日から準備、スタートだという思いでやってもらいたい。僕自身も今後検討していくということに尽きると思います。本当に彼女たちが大好きなので、もっともっと彼女たちとサッカーを やりたいという思いがあるが、僕の一方的なことだけでは難しいので、もう少し考えながら準備をしていきたい」
 3大会連続でなでしこをファイナルに導いた指揮官は、選手に対する惜しみない愛情を示している。「彼女たちともっとサッカーをやりたい」と自らの希望を明言。今大会後に契約満了となるが、その圧倒的な実績から協会サイドも高く評価している。目指すはリオ五輪でのリベンジ。なでしこの“スピルバーグ”が感動のクライマックスに向けて脚本を描くことになりそうだ。


【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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