西野監督、PK戦トレーニングに「あまり意味ない」と断言 その真意とは?

ベルギー戦の前日会見に出席した西野監督【写真:Getty Images】
ベルギー戦の前日会見に出席した西野監督【写真:Getty Images】

ベルギー戦前日会見でPK戦について言及 チームとして「トレーニングしたことがない」

 日本代表は現地時間2日、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦ベルギー戦に臨む。史上初のベスト8進出が懸かるなか、前日会見に出席した西野朗監督はPK戦について問われると、PK戦のトレーニングについて「あまり意味のないトレーニングだと思っている」と持論を展開している。果たしてその真意とは――。

 2010年南アフリカW杯で16強に進出した日本はパラグアイと激突し、0-0まま突入したPK戦で敗れた。今回のベルギー戦でもPK戦までもつれる可能性があるなか、西野監督は「(PK戦に)至る前に決着をつけたい」と宣言している。

 さらにPK戦のトレーニングについて「代表でないチームをやってきたなかで、勝敗を決しなければいけない、タイトルを獲れるかどうかというところでPK戦はあったが、一度たりともチームでPK戦のトレーニングをして入ったことはない」と明かしている。

「不安のある選手は個人的にはトレーニングをしていた」とあくまで個々の判断は尊重したとしながらも、「チームとしてPK戦のトレーニングをしたことがない」と改めて強調した。そこには指揮官なりの持論があるという。

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