本田圭佑、西野監督を絶賛「凄い」「ものすごく評価すべき」 日本人指揮官の強みは?

本田(左)が西野監督を絶賛し、その理由を明かした【写真:Getty Images】
本田(左)が西野監督を絶賛し、その理由を明かした【写真:Getty Images】

本田が分析「人の意見を受け入れることに西野さんの強みがある」

 日本代表は現地時間28日にロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第3戦ポーランド戦に臨むなか、26日にベースキャンプ地のカザンでトレーニングを行った。取材に応じたMF本田圭佑は、W杯2試合で結果を残す西野朗監督について「ものすごく評価すべき」と絶賛している。

本田はロシアW杯で全2試合に途中出場し、1ゴール1アシストの活躍を見せている。19日のW杯初戦コロンビア戦(2-1)では後半25分から出場すると、3分後の同28日に本田の左CKからFW大迫勇也が決勝へディング弾を叩き込んで勝利に貢献。続く24日の第2戦セネガル戦(2-2)では後半27分から出場し、6分後の同33分にMF乾貴士のパスから左足シュート放ってチームの2点目を決めた。2010年W杯から3大会連続弾とここ一番での勝負強さも際立っている。

 そんななか、本田は4月に就任した西野監督の手腕を評価。「西野さんが凄い」と口にしながら、「タイプが今のところ2試合に現われている。人の意見を受け入れることに西野さんの強みがあると僕は思っている」と評している。

 また、そうした西野監督のチーム作りに加え、発言力のある選手が良いバランスで存在していることも今のチーム状況を安定させている要因と指摘。「2018年メンバーに提言できる選手が多い。西野さんのタイプと2試合が形に現われた。西野さんをものすごく評価すべき部分だと思う」と称えている。

 西野体制では就任から国際親善試合3試合を経てW杯本番に突入した。バヒド・ハリルホジッチ前監督とは異なる手法でチーム作りを進めていた西野監督だが、“西野流”が現チームに上手くフィットしていると本田は分析していた。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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