セネガル戦、意外な勝利の鍵は“クセの洞察” 日本代表DFが自信「結構、見ている」

C・ロナウドらとの対戦で世界も体感 「クセを見て、弱点を見つけ、勝負を仕掛ける」

「どういうプレースタイルなのか。クセも試合中に僕は結構、見ているほう。僕が得意なプレーに追い込んでいけたりするシーンも今まで何回もあった。自分の良さでもあると思っている」

 2016年のFIFAクラブワールドカップ決勝で昌子は鹿島アントラーズの最終ラインを統率し、決勝でスペインの強豪レアル・マドリードと対戦。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、元フランス代表FWカリム・ベンゼマらと対峙した経験を持つ。MF柴崎岳の2ゴールで一時2-1とリードしたが、延長戦の末に2-4で敗れた。

 ワールドクラスを体感している昌子だが、相手の癖を試合中に見抜き、それを巧みに利用して自分の得意な形に持ち込むという。「相手の弱点を見つけて、そこで勝負を仕掛けるのが僕は得意なほうだと思うし、そういう勝負を仕掛けていきたい」と力を込めた。

 セネガル戦でも同様に相手アタッカー陣の癖を見抜き、勝負を優位に運べるか。昌子の対応に注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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