田嶋会長、コロンビア戦観戦の17歳FW久保建英らU-19代表に期待「東京五輪の主力に」

日本サッカー協会の田嶋幸三会長【写真:Getty Images】
日本サッカー協会の田嶋幸三会長【写真:Getty Images】

バルサ復帰も浮上のFW久保らがロシアで現地観戦 “兄貴分”の戦いぶりに刺激

 日本代表の弟分にあたるU-19日本代表は18日からベースキャンプ地カザンに入り、19日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦のコロンビア戦(2-1)もスタジアムで現地観戦。17歳FW久保建英(FC東京)らが日本の激闘を目の当たりにし、日本サッカー協会の田嶋幸三会長は「東京2020(五輪)の主力になってもらわないといけない世代」と大きな期待を寄せている。

 18日にロシアのカザンに入ったU-19日本代表は、W杯日本代表の練習パートナーを務め、現地で練習試合も予定されている。U-19代表は2020年東京五輪や2022年カタールW杯での活躍が見込まれる世代で、19日のコロンビア戦もスタンドで現地観戦。バルセロナの下部組織で研鑽を積んだ久保らが、兄貴分の戦いぶりを目に焼きつけた。

 21日には、競泳界のレジェンド・鈴木大地スポーツ庁長官が、田嶋会長とともに日本のベースキャンプ地となっているFCルビン・カザンのトレーニング施設を表敬訪問。コロンビア戦を観戦し、U-19代表も視察することになった。田嶋会長はU-19代表をロシアの地へ連れてきた意味を強調している。

「U-19(代表)は、まさに東京2020(五輪)の主力になってもらわないといけない世代。この選手たちをここに連れてきている意味というのも、(鈴木)長官にはご理解いただいて、今から見ていただこうと思っています」

 今回のU-19代表ロシア遠征メンバーには、バルセロナ復帰が噂される久保をはじめ、19歳FW田川亨介(サガン鳥栖)や19歳DF橋岡大樹(浦和レッズ)らが選出されている。24日のセネガル戦も観戦予定となっており、10代の逸材たちにW杯を体感させるという初の試みは、若い選手たちにとって大きな刺激となるはずだ。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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