コロンビアの“戦犯”は誰? 現地紙が「違いを生み出せなかった」と糾弾したのは…

司令塔ハメスにも厳しい声が寄せられている【写真:AP】
司令塔ハメスにも厳しい声が寄せられている【写真:AP】

司令塔ハメスを酷評「チームは萎えてしまった」

 W杯史上2番目に早い退場となったサンチェスについては、「日本のゴールを防ぐハンドで、重大なミスを犯した。彼の退場によって、ゲームプランを変更せざるを得なかった。大事な一戦となるポーランド戦にも出られない」と、対人能力に長けたボランチが次戦も出場できない状況に頭を抱えている。また、この退場を受けて前半途中で交代となったMFフアン・クアドラードも「個人技で仕掛けていく時にボールを失った」と、交代もやむなしだと見られている。

 そして、それ以上に厳しい論調なのは、攻撃の切り札として投入されたはずのハメスだ。

「左サイドハーフとして2枚目の交代で投入されたハメスは、後半に日本戦勝利のために投入された。しかしナンバー10は違いを生み出せず、黄色を身にまとうチームは萎えてしまった」

 負傷の影響もあって本来の力を出せなかったことが、敗因の大きな要素だとした。前回大会ベスト8の南米の強豪が、日本相手にいきなり食らった屈辱的敗戦。チームはいきなり窮地に立たされている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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