「乾がドッペルパックで日本に勝利の道を敷く」 独誌も2ゴールの活躍を称賛

パラグアイ戦で2ゴールの活躍を見せた乾を、独誌も称賛している【写真:Getty Images】
パラグアイ戦で2ゴールの活躍を見せた乾を、独誌も称賛している【写真:Getty Images】

日本が4-2でパラグアイに逆転勝利 西野体制で初勝利飾る

 日本代表は、現地時間の12日、ロシア・ワールドカップ(W杯)前最後となるパラグアイ代表との国際親善試合に4-2で逆転勝利を収め、西野体制初白星を飾った。ドイツのサッカー専門誌「キッカー」は、かつてブンデスリーガでもプレーし、この日2ゴールを決めたMF乾貴士(ベティス)を、「イヌイがドッペルパックで日本に勝利への道を敷く」と称賛した。

 日本の背番号14は、0-1で試合を折り返した後半6分、右足ミドルを突き刺して同点に追いつくと、同18分に再び右足で逆転ゴールを奪った。同32分にパラグアイのオウンゴールで引き離すと、試合終了間際にはMF香川真司(ドルトムント)がダメ押しとなる4点目を決めて競り勝った。

 同誌は、「かつてフランクフルトやボーフムでプレーした、タカシ・イヌイが日本のために2度鐘を鳴らした」と乾の活躍を紹介し、「日本はロシアへと旅立つが、パラグアイ戦のやり方でコロンビアを苛立たせることにトライするだろう」と結び、グループリーグ初戦で戦う仮想コロンビア戦の位置付けとなった一戦で、収穫を得たことを強調した。いよいよ日本代表は、13日にW杯開催国のロシアに入る。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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