「何を言われようが…」 10番を背負う香川、不退転の覚悟「失うものは何もない」

代表チームへ期待値は下がる一方、香川は「言われ切ったと思っている」

 もっとも、チームはここのところ厳しい戦いを強いられている。西野朗監督の初陣となった5月30日のガーナ戦で0-2と敗れ、スイス戦で連敗。選手や指揮官は、浮き彫りになった課題をポジティブに捉えている一方、代表チームに対する期待値は下がっているのが実情だ。

 香川も代表チームの置かれた状況を理解している。だからこそ、10番は次のように言い切った。

「はっきり言って失うものは何もない。何を言われようが、言われ切ったと思っている。チームも個人もね。だから恐れはない」

 本田らとの熾烈なポジション争いが続くなか、香川はいつになく闘志をたぎらせていた。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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