「何を言われようが…」 10番を背負う香川、不退転の覚悟「失うものは何もない」

日本代表の10番を背負うMF香川真司は「失うものは何もない」と覚悟を口にした【写真:Getty Images】
日本代表の10番を背負うMF香川真司は「失うものは何もない」と覚悟を口にした【写真:Getty Images】

W杯前最後の試合となるパラグアイ戦に向けて「攻撃において手応えを感じたい」

 日本代表は現地時間10日、オーストリア・ゼーフェルトで12日の国際親善試合パラグアイ戦に向けたトレーニングを行った。19日にロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦コロンビア戦が迫るなか、日本代表の10番を背負うMF香川真司は「失うものは何もない」と不退転の覚悟を口にしている。

 現地時間8日の国際親善試合スイス戦(0-2)では後半31分から本田圭佑に代わってトップ下でプレー。短い時間ながら狭いスペースで巧みなタッチから好機を演出するなど、香川らしさを垣間見せた。12日にW杯前のラストマッチとなるパラグアイ戦を控え、香川も「W杯前最後の試合ですから、チームとして特に攻撃において手応えを感じたい」と燃えている。

「攻撃の改善点はたくさんあった。そういうところは自分がリスクを背負わないといけない」

 2月に足首を負傷して長期離脱を余儀なくされ、シーズン終盤に戦線復帰を果たした香川。負傷以降、依然として90分間フル出場はないが、本人はコンディションが万全であることを強調しつつ、「自分がどういうところで(ボールを)受けたら、チームにとっても個人にとっても輝くか常に意識したい」とイメージを膨らませている。

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