ミラン、ミハイロビッチ監督誕生へ。本田FK強化に最高の手本

最大で3年契約。強豪復活目指す

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは16日にシニシャ・ミハイロビッチ氏と新監督就任の正式契約を結ぶ、とイタリアのサッカー情報サイト「calciomercato.com」が報じている。現地時間16日午前10時現在で、今季終了時にサンプドリア監督からの辞任を発表したミハイロビッチ氏がミランのクラブハウスであるミラネッロで最終交渉中。現地時間午後にも正式発表がされる見通しだという。契約内容は、3年目の延長オプションが付いた2年契約になる模様だ。
 現役時代は母国であるユーゴスラビアでキャリアをスタート。1991年には前名古屋監督のドラガン・ストイコビッチ氏などと共にレッドスター・ベオグラードの一員として来日し、東京・国立競技場で開催されたトヨタカップで勝利した。その後はイタリアに活躍の場を移し、2006年までプレー。正確無比な左足から放たれるフリーキックでゴールを量産し、ラツィオ時代の1998年シーズンにはフリーキックのみでハットトリックを決めたこともある。ミラン残留を熱望している本田は直接FKの精度に大きな課題を残しており、新監督は最高の手本となりそうだ。
 指導者としてはフィオレンティーナやセルビア代表監督などを歴任。2013年には古巣のサンプドリアの監督に途中就任し、チームをセリエA残留に導いた。昨シーズンはサンプドリアを7位に導いていた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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