マンC、シルバの後継者に指揮官の教え子を指名か 移籍金は60億円

レアルはアグエロ獲得に動く

 マンチェスター・シティが来季に向けた補強として、レアル・マドリードのスペイン代表MFイスコをリストアップしたようだ。英地元紙「ミラー」が報じている。
 
 マンCでは、現在もスペイン代表MFダビド・シルバが攻撃のタクトを振るっている。華麗なボールタッチでピッチ上を駆け回るシルバも29歳となった。衰えは全く見られないが、クラブはその後継者探しを始めているようだ。
 市場価格3200万ポンド(約60億円)とも伝えられているイスコは2013年にマラガからレアルへと移籍した。今季はタイトルこそ昨年末のクラブ・ワールドカップを制したのみだったが 、2季連続でリーグ戦30試合以上に出場。まだ23歳ながらタレントの集うエル・ブランコ(レアルの愛称)の中でも、そのボールテクニックを生かしたプレーで異彩を放った。
 マンCのマヌエル・ペジェグリーニ監督はマラガ時代にイスコを指導しており、旧知の仲である恩師の存在はイスコにとっても心強いはずだ。
 来季の覇権奪回を目指すレアルは、マンCのエースであるFWセルヒオ・アグエロの獲得に動くという報道もある。両クラブによる2つのビッグディールは成立するのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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