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196cmオランダ代表FWが大技 華麗な“Wヒール・ルーレット”が話題 「メッシモード」
スポルティングのドストがDF二人の間を鮮やかな個人技で突破
ポルトガルの強豪ベンフィカとスポルティング・リスボンの“リスボン・ダービー”で華麗な大技が飛び出した。ターンしながら右足ヒール→左足ヒールの連続技でDF二人の間を突破。海外メディアも「ジダンのようなクレイジーアクション」「メッシモード」と驚きを持って報じている。
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ポルトガルの首都リスボンに本拠を置き、伝統的にライバル関係にあるベンフィカとスポルディング。勝ち点で並ぶ両者の一戦は、互いにチャンスを作りながら決定打に欠け、スコアレスドローで痛み分けに終わった。
そんななか、一つのハイライトを作ったのがスポルティングのオランダ代表FWバス・ドストだ。
前半終了間際に波状攻撃を仕掛けたスポルティングは、ドストが敵陣でこぼれ球を拾ってドリブル突破。ペナルティーエリア手前右でDF二枚に行く手を阻まれ一度スピードダウンしたが、ボールを奪いにきた相手との間に体を入れると、左足ヒールで背後にボールを流す。そして、それをすかさず右足ヒールで再び流して反転。鮮やかに守備網の間を縫ってペナルティーエリア内に侵入した。
クロスは弾き返されてゴールには結びつかなかったが、ドストのテクニックは海外メディアでも大きく取り上げられた。ポルトガル紙「レコルド」は、「バス・ドストがダービーで“メッシモード”」とバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシになぞらえて紹介。オランダメディア「SPORTNIEUWS.NL」も「バス・ドストがジネディーヌ・ジダンのようなクレイジーアクションでジョゼ・アルバラージを沸かす」と、名手ジダン(現レアル・マドリード監督)のマルセイユ・ルーレットを彷彿させるターンを称えた。
身長196センチのサイズを感じさせないドストの繊細な足技は、今後も大きな注目を集めそうだ。