ドルトムントのドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンは、バルセロナとバイエルン・ミュンヘンと移籍交渉を持っていることを認めたと、スペイン地元紙「マルカ」が報じている。 「確かに、交渉を進めている。まだ決断はしていないけれど、すべての選択肢に前向きな気持ちでいる。どこでプレーするか分からないけれど」 日本代表MF香川真司と親交の厚いギュンドアンは、二大名門との交渉の事実を認めたという。ドルトムントとの契約を来年まで残すギュンドアンだが、チームは今季限りでの移籍を既に発表。バイエルンは、年俸800万ユーロ(約11億円)の3年契約を提示したが、年俸 交渉で折り合いがつかずに暗礁に乗り上げているようだ。ギュンドアンは、年俸1200万ユーロ(約16億5000円)を要求していると報じられている。 バルセロナは、2016年1月まで選手補強禁止処分を受け、契約時も1月までプレーできないハードルが存在する。ギュンドアンの決断に大きな注目が集まっている。 【了】 サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images