余裕の“ノールックシュート”が波紋 リバプールFWの行為に「うぬぼれ」「ファン激怒」

CLセビージャ戦、リバプールFWフィルミーノが無人のゴールにシュート

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第5節が21日に各地で行われ、セビージャ対リバプール戦は3-3のドローに終わった。この試合でリバプールFWがゴール前の場面で見せたある行動が波紋を呼んでいるという。スペイン紙「マルカ」などが報じている。

 試合は開始早々に動いた。前半2分、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノの一撃でリバプールが難なく先制に成功。さらに同22分にはFWサディオ・マネが追加点を奪って早くも2-0とする。そして迎えた同30分に問題の場面が訪れた。

 畳みかけるように攻め込むリバプールは、再びセビージャの最終ラインを突破するとマネがシュート。セビージャGKセルヒオ・リコが反応するも、ボールは無情にもゴール前に転がり、そこに走り込んだのがフィルミーノだった。ゴールまでわずか1メートル、フリーの状態で無人のゴールに押し込むだけという絶好のチャンスで、フィルミーノはシュート体勢に入ると、首をわざと後方の自陣ゴール側へと向けて、余裕の“ノールックシュート”を決めた。

「フィルミーノの“うぬぼれ”がセビージャを応援する全ての人を怒らせた」と伝えたのは、スペイン紙「AS」だ。試合は0-3の状態からセビージャが猛攻を見せ、後半アディショナルタイムに劇的な同点ゴールを叩き込み、3-3のドローに終わっている。

 


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