浦和GK西川、ACL決勝レーザー妨害を意に介さず 余裕の一言「中東ではよくあること」

ACL決勝第1戦の敵地アル・ヒラル戦、スーパーセーブを披露して貢献

 浦和レッズの日本代表GK西川周作は、現地時間18日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第1戦、敵地アル・ヒラル戦の試合中に相手サポーターから顔にレーザーポインターの光を照射される事態になったが、「中東ではよくあること」と全く意に介していない様子だ。

 アル・ヒラル戦の西川は、とりわけ前半に多くのピンチを招いた場面でスーパーセーブを披露。日本代表の欧州遠征から直接合流した守護神は、「自分がしっかり守れば流れを渡さない。代表で充実した時間を過ごしていたけど、ACLは常に頭にあった。良いコンディション、試合をやりたくてたまらないという良いメンタルで入れた」と、14日の国際親善試合ベルギー戦後にドイツ経由でサウジアラビア入りする強行日程に関わらず、好パフォーマンスを発揮。アウェーゴールを含む1-1ドローの試合で存在感を放った。

 その一戦で西川を襲ったのは、アル・ヒラルのサポーターによる妨害工作だ。スタンドから緑色に光るレーザーポインターの光が照射され、GKの集中力を削ごうとする行為だったが、当然これは観戦中の禁止事項でもある。しかし、当の西川には全く影響がなかったのだという。

「レーザーはありましたけど、気になるほどじゃなかったですね。むしろ、中東ではよくあることですから。代表でのアジアカップ(UAE開催)や、オマーンでやったシリア戦でもありましたよ」

 

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