豪州代表DF、「楽しかった」日本での経験に感謝 大一番に向けて「ワクワクしている」

2010年から12年にわたって千葉でプレーしたミリガン「非常に楽しかった」

 2010年から12年にわたってジェフユナイテッド市原・千葉でプレーしたオーストラリア代表DFマーク・ミリガン(メルボルン・ビクトリー)は、サッカー選手として今があるのは日本での経験も大きな影響を及ぼしていると感じているという。

 ミリガンは30日、ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の日本戦に向けた記者会見にアンジェ・ポステコグルー監督とともに出席。日本でプレーしていたこともあり、「日本代表というのは常に大きな期待にさらされている。それは今も決して変わらない。長らくアジアのサッカー強豪国として君臨してきた」と日本のレベルの高さに言及した。

 さらに、千葉時代の経験はサッカー選手として大きな意味を持つと振り返り、感謝の言葉も口にしている。

「非常に楽しかった。3シーズン過ごしたが、ジェフ千葉は大変に素晴らしいクラブチームだった。厳しい時もあったが、国中がサッカーを好きなこの国でプレーできたということは大変良い経験になりました。サッカー選手としての自分も、あの時の経験で変わることができた。あの経験がなければ今の私はなかったと考えています」

 ミリガンは「来日した選手全員が準備を整えている。誰であれ呼ばれた選手は自らの仕事をできる状態にあります」と招集された全ての選手が準備万端であると強調した。

「最後の予選2試合ということで大変重要な試合になる。ワクワクしているし、対戦するのが楽しみ」と、親しみある日本での一戦に向けて士気を高めていた。

【了】

石川 遼●文 text by Ryo Ishikawa

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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