全治3週間の酒井宏樹 マルセイユの試合日程から見るW杯へ向けた復帰の“Xデー”は?

酒井宏樹は、全治3週間と診断された【写真:Getty Images】
酒井宏樹は、全治3週間と診断された【写真:Getty Images】

左膝内側側副靱帯損傷と診断 チームがEL決勝進出時は出場可能か

 マルセイユの日本代表DF酒井宏樹は、21日に行われたリール戦(5-1)で左膝を負傷して途中交代した。精密検査の結果、クラブは左膝内側側副靱帯損傷で最低3週間の離脱になることを発表した。

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)優勝を目指すマルセイユにとっても、6月開幕のロシア・ワールドカップに出場する日本代表の双方にとって頭痛の種となる酒井の負傷離脱。今季中の復帰は可能なのか。

 今後の日程を見ると、マルセイユは現地時間26日にザルツブルクとのEL準決勝・本拠地第1戦を戦う。さらに29日にリーグ第35節の敵地アンジェ戦、5月3日にザルツブルクとのEL準決勝の敵地第2戦、6日にリーグ第36節の本拠地ニース戦、12日にリーグ第37節の敵地ギャンガン戦と続く。ここまで、酒井の欠場は決定的だ。

 そして、マルセイユが準決勝でザルツブルクを下した場合は、5月16日にEL決勝が控えている。3週間での復帰が叶えば、この大舞台に出場できる可能性もありそうだ。ただし、復帰後の調整期間や、直後にロシアW杯を控えるこの時期に復帰を急ぐメリットは大きくない。

 リーグ最終節のアミアン戦は5月19日。事前の報道ではシーズン終了前に復帰できる望みがあると指摘されていた酒井だが、果たして今季中にピッチに戻ることはできるのだろうか。日本代表で不動の右サイドバックに定着しているだけに、その動向に注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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