「未来はW杯前に決まる」 グリーズマンが移籍問題に言及「懸念を解放して行きたい」
アトレチコと2022年まで契約もマンUやバルサが獲得に関心
昨夏に続いて、今夏も残留か移籍かで去就が注目されているアトレチコ・マドリードのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは、自身の未来がワールドカップ(W杯)前に決まることを語ったと、フランス紙「レキップ」が報じている。
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アトレチコの絶対的エースとして君臨するグリーズマンは、今季序盤こそ不振に見舞われたものの、チームの復調とともにパフォーマンスが向上。現地時間2月25日に行われた第25節セビージャ戦(5-2)で今季初のハットトリックを達成すると、その翌節のレガネス戦(4-0)では4点を奪取するなど、直近のリーグ戦5試合で9ゴールと大爆発している。
そんなグリーズマンは昨年、アトレチコと2022年まで契約を結んだが、現在はマンチェスター・ユナイテッドやバルセロナが関心を寄せていると報じられており、今後の去就に注目が集まっている。ただ、グリーズマン自身は、昨夏のように不確実な状況になることを繰り返したくないと考えているようだ。
「僕の未来はワールドカップ前には決まるだろう。ロシアには懸念を解放して行きたい。それは他の人たちも望んでいると思う。私がどこでプレーすることが最も面倒なのかを知ることが、問題ではないんだよ」
加えて、今季序盤になかなか活躍できなかったことを振り返りながら、「昨夏以降、僕が言ったことに対する反響を考えてしまい、サッカーについて考え、ピッチで楽しむことは難しいと確信している」と度重なる移籍報道などによって、自らのプレーを見失ったことを明かしたグリーズマン。その過去を繰り返さないためにも、今夏は去就を決めて、すっきりした気持ちでW杯に向かいたいようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)