エメリ説得に向けて金策に励むミラン 来季も格安補強か

コストカットが次なる一手

 強化責任者のアドリアーノ・ガリアーニCEOは現在、ブラジルの強豪サントスにレンタル中のFWロ ビーニョを契約を解除し、契約満了の選手や、売却可能な選手の放出などで合計1億ユーロ(約130億円)の金策に励んでいるという。
 ミランには2012年にパリ・サンジェルマンに放出したスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチを買い戻すという地元報道もあったが、イブラヒモビッチの代理人ミノ・ライオラ氏は「ミラン復帰は明確に不可能。ミランにイブラヒモビッチの年俸を払うことは不可能」とも言い切っており、今後も台所事情の苦しさは変わらないのかもしれない。
 日本代表FW本田圭佑や、モナコやリバプールが獲得に乗り出しているというジェレミー・メネズは移籍金ゼロで獲得してきた。2年連続で欧州のカップ戦出場権を喪失しそうなミランだが、来季も格安補強でやりくりを 迫られるのかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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