エメリ説得に向けて金策に励むミラン 来季も格安補強か

スペインで手腕を発揮

 アジアの富豪と、株式売却交渉を進めるACミランが、来季も移籍金ゼロ補強の基本方針を貫く可能性が浮上した。地元紙「トゥット・スポルト」は「ミラン、1億ユーロ エメリ監督を説得」と特集している。
 ミランは、次期監督候補としてスペインの強豪セビージャを率いる、ウナイ・エメリ監督をリストアップしている。セビージャは現在、来季のヨーロッパリーグ出場権を手にできる5位につけている。さらに、UEFAチャンピオンズリーグ出場圏内の4位バレンシアとの勝ち点差も3となっている。
 さらに、7日のEL準決勝フィオレンティーナ戦では、3-0と大勝。決勝進出にも大きく 前進するなど、エメリ監督はその手腕を発揮している。
 フィリッポ・インザーギ監督の後任として、エメリ監督を招聘(しょうへい)するため、ミランの打ち出す一手はコストカットだという。
 記事では「ガリアーニは削減のオペレーションを始める。移籍メルカートのためだ。アンチェロッティ監督招聘は夢のままだが、セビージャの監督は2年、ミランがターゲットにしている」と伝えた。レアル・マドリードを率いるミランOBの名将カルロ・アンチェロッティ監督の再登板は夢物語だというが、エメリ監督なら招聘可能だとミラン首脳陣は考えているようだ。

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