「蹴らせてくれ」と志願 3年ぶりJリーグ復帰の韓国代表MF、“高精度FK”への自信

今季3年ぶりに神戸に戻ったチョン・ウヨン 復帰初戦でFKからゴール奪う

 韓国代表MFチョン・ウヨンは今季、中国の重慶力帆から古巣のヴィッセル神戸に約3年ぶりに復帰した。

 J1リーグ第1節のサガン鳥栖戦にはスタメン、サブに名前がなかったが、第2節の清水エスパルス戦では先発出場。攻守のつなぎ役として奮闘したが、試合は2-4と手痛い敗戦となった。

 ただ、見せ場は作った。それは後半24分の直接FK弾。ペナルティーエリア右手前の位置から、豪快に右足を振り抜くと、ボールはゴール左隅に突き刺さった。

 古巣での復帰戦でいきなりゴールを決めて、個人的にはアピールに成功したが、大量失点の敗戦から守備の連係には一抹の不安を残している。

 それにしても、FKの精度には改めて驚かされた。チョン・ウヨンのプレーで印象に残っているのは、昨年12月に日本で開催されたE-1選手権の日韓戦だ。韓国代表の一員として出場したチョン・ウヨンは、豪快な無回転FKを決めて日本代表を沈黙に陥れたが、キックには相当な自信を持っているようだった。

 今季開幕前、神戸のクラブハウスで話を聞く機会があったが、彼はこんなことを話していた。

 

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