日本人対決は持ち越しか 香川、ELザルツブルク戦も欠場予想「復帰はまだ早すぎる」

ブンデスリーガ公式サイトがプレビューで故障者扱い 南野もベンチスタート予想

 ドルトムントのMF香川真司は2月10日のリーグ第22節ハンブルガーSV戦で足首を負傷し、以来約1カ月間の戦線離脱が続いている。ミッドウィークの8日にはUEFAヨーロッパリーグ(EL)でFW南野拓実が所属するザルツブルク(オーストリア)との対戦が控えているが、この試合でもまだ復帰は叶わないようだ。

 今季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場していたドルトムントだが、王者レアル・マドリード(スペイン)らと同居したグループステージで3位となり、決勝トーナメントからELに回った。

 1回戦ではアタランタ(イタリア)を破り、ベスト16に進出。ザルツブルクとの対戦では香川と南野の日本人共演も期待されるが、本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクで行われる第1戦では香川の出場は時期尚早のようだ。ブンデスリーガ公式サイトが試合プレビューを公開している。

 そのなかで香川は故障者リストに名を連ね、予想スタメンからも外れている。記事では「シンジ・カガワにとってこの試合での復帰はまだ早すぎる。まだ足首の負傷からリカバリーしているところだ」と指摘されている。

 中盤は下がり目にドイツ代表MFユリアン・ヴァイグルと元ドイツ代表MFゴンサロ・カストロ、その前に右からドイツ代表MFアンドレ・シュールレ、ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ、ドイツ代表FWマルコ・ロイスが並び、ドイツ人選手で固められる予想となっている。

なお、記事では南野も予想先発からは外れている。EL決勝トーナメンでの日本人対決実現は持ち越しとなりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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