給水中の“棒立ち失点”に反響止まず 米国も検証動画公開で騒然「ゲームならバグだ」

デュイスブルクのGKフレッケンが給水中に失点する珍プレーの衝撃は海を渡る

 ドイツ2部で起こった珍失点の反響が止まらない。相手の速攻を受けるなか、GKは給水に向かい、ゴール内で“棒立ち”している間にゴールを奪われたが、欧州に続いて今度は米メディアが着目。人気ゲーム「FIFA」シリーズになぞらえ、該当シーンを動画付きで検証し、「ゲームならバグだろ」「GKは自分の世界に入り込んでいた」と議論が広がっている。

 衝撃のシーンが起こったのは、現地時間24日に行われたデュイスブルクとMF関根貴大が所属するインゴルシュタットの一戦(2-1)だった。

 前半18分、デュイスブルクはセットプレーからこの日2点目を奪ったかに思われたが、オフサイドでノーゴール判定。インゴルシュタットが素早くプレーを再開すると、後方からパスをつないでいき、ロングボールで一気に前線に放り込んだ。デュイスブルクのDFゲリット・ナウバーは頭でGKへのバックパスを試みたが……、その視線の先にはGKが構えていなかったのだ。

 GKのマーク・フレッケンはゴール裏の給水ボトルを拾おうと背を向けており、騒がしい背後にすぐさま振り向いたが時すでに遅し。ゴール内でなす術なく棒立ちするフレッケンを尻目に、ボールの落下点にいち早く入り込んだインゴルシュタットのFWステファン・クチュケが難なく押し込んだ。

 英紙「ザ・サン」は「マーク・フレッケンは給水ボトルを取りに行く瞬間を間違えた」と伝え、スイス紙「ル・マタン」も「現在世界中に広がっているおもしろゴールだ」と報じていたが、米衛星放送「FOXスポーツ」のサッカー専門ツイッターが改めて動画付きで該当シーンを検証している。

 

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