片足180億円の男を狙う白い巨人 レアルがアザールとベイルの衝撃トレードを画策

レアルの指揮官が熱望

 レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルは、今夏の移籍市場でチェルシーのベルギー代表FWエデン・アザールと、1対1のトレードを行う仰天プランが浮上している。英地元紙「ザ・サン」が報じた。
 アザールは今季、首位チェルシーをけん引する活躍で、PFA(イングランドプロサッカー選手協会)年間最優秀選手に選出された。地元メディアは、レアルが来季に向けた補強としてアザールの獲得を狙っていると伝えられてきた。これに対し、ジョゼ・モウリーニョ監督は「片足につき1億ポンド(180億円)」や、「1億ポンドとレアルの最高の3選手の うち1人」などと発言した。移籍金を360億円とし、ポルトガル人指揮官は絶対慰留の方針を明らかにしている。
 だが、記事によると、レアル側はアザール獲得の方針を固めているようだ。正式な交渉は行われていないが、チェルシー側がそれに応じるか打診も済ませたとされる。そして、カルロ・アンチェロッティ監督は今季期待通りの活躍ができていないベイルとのトレードを熱望しているという。
 2013年に史上最高額の移籍金でトットナムからレアルに加入したベイルは、今季終了後のプレミア復帰がたびたび報じられてきた。ベイルとアザールというドリブラー同士の衝撃のトレードは実現するのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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