ギグス氏に厚い信頼を示すファン・ハール監督

　マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は自身が退任した後の後継者としてアシスタントコーチを務めているライアン・ギグス氏を指名している。

　昨夏ユナイテッドの新監督に就任したファン・ハール監督は昨季欧州のカップ戦出場権を逃した名門を現時点でリーグ3位に導いている。2017年で契約満了となるオランダ人指揮官は赤い悪魔でのキャリアを最後に指導者生活から退く意向をすでに示している。

　注目の後任候補には参謀役を務めるクラブレジェンドを挙げている。1990年から14年夏の現役引退までユナイテッド一筋でプレーしたレジェンド、ギグス氏だ。昨季はデイビッド・モイーズ元監督の解任に伴い、選手兼任で暫定監督も務めていた。

「私が去った後、彼（ギグス）が次の監督になることを予想している。私には今責任がある。彼は選手同様にパフォーマンスを発揮すべき役割がある。私のために彼がすべき責務を、彼は素晴らしく務めている」

　ファン・ハール監督はクラブ公式テレビ番組「MUTV」でこう明らかにした。