ハメスの天才的な“浮き球スルーパス”2連発を公開 ブンデス公式称賛「絶大なるスキル」

6人の守備者を翻弄した完璧なアシスト

 続いて紹介されたのは、1月21日に行われた第19節ブレーメン戦(4-2)の後半39分に、ドイツ代表FWトーマス・ミュラーの記念すべきブンデスリーガ通算100得点をお膳立てしたシーン。「卓越したアシスト」と紹介さされているこのアシストも圧巻だった。左サイドのビダルがボールを持った瞬間、ハメスは右サイドから中央にポジションを移動させ、バイタルエリアでフリーとなってパスを受ける。右足でトラップした瞬間、目の前には6人の相手がいたが、シャルケ戦と同様、背後へのパスコースを見つけると絶妙な浮き球スルーパス。相手最終ラインと飛び出したGKが触れない完璧な場所にボールを送り、ミュラーがダイレクトで流し込んだ。

 この二つの超絶アシストを、様々な加工も施しながら紹介した同チャンネルは、「ハメスは魔法使い」と称賛。昨季まで所属したレアルでは出場機会に恵まれず、時に物議を醸す言動もあったが、ドイツで輝きを取り戻したことによって動画のコメント欄には「マドリッドに帰ってきて!!!」という声も届いていた。

 今夏のロシアW杯では、コロンビア代表の10番として再び日本と対峙する。その左足から繰り出される“魔法”の数々は、ハリルジャパンにとって脅威になりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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