無敗シティ撃破、リバプールのクロップ監督興奮「20年間語り続けられる歴史的ゲーム」

本拠地でシティに4-3勝利、無敗の相手に今季初黒星をつけ、クロップ監督が喜び爆発

 リバプールは現地時間14日にマンチェスター・シティと本拠地アンフィールドで対戦し、激しい乱打戦の末に4-3で勝利。ペップ・グアルディオラ監督率いる無敵のチームに今季初黒星をつけた。チームを率いるユルゲン・クロップ監督は「20年間語り続けられる歴史的ゲームだ」と歓喜の余韻に浸った。英公共放送「BBC」が報じている。

 前半9分、リバプールのイングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンのミドルシュートで均衡が破れた試合は、結果的に両チーム併せて7点を奪い合う点の取り合いとなった。

 同40分にシティのドイツ代表MFレロイ・サネのゴールで一時同点となるも、後半14分にブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ、その2分後にセネガル代表FWサディオ・マネ、そして同23分にエジプト代表FWモハメド・サラーが立て続けにネットを揺らしてリバプールが突き放した。

 シティも終盤にポルトガル代表MFベルナウド・シウバとドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンがゴールを奪って猛追したが、本拠地アンフィールドの声援を受けるリバプールが1点差で逃げ切った。

 勝利を収めたクロップ監督は「なんてゲームなんだ。2チームともフルスロットルだった」と興奮気味に試合を振り返った。

「20年間語り続けられる歴史的ゲームだ。なぜならシティはこれから1年、もう負けることはないだろうからね」

 ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョがバルセロナに移籍して戦力ダウンが懸念されたリバプールだが、その攻撃力は健在。今季20勝2分と無敗を続けていたシティに23試合目で初の土をつけたクロップ監督は、歴史的な勝利だとして喜びを爆発させていた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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