- HOME
- 今日のピックアップ記事
- バロテッリが人種差別の標的に 差別的投稿がプレミア選手最大の8000件超
バロテッリが人種差別の標的に 差別的投稿がプレミア選手最大の8000件超
8か月間の調査で判明、バロテッリへの差別的投稿はプレミア選手で突出した数字に
リバプールのイタリア代表FWマリオ・バロテッリがソーシャルメディア上でプレミアリーグで最も人種差別投稿の被害に遭っている選手であることが明らかになった。反差別組織「キック・イット・アウト」が発表したもので、BBCが報じている。
「キック・イット・アウト」の調査によると、サッカー選手とクラブに対する差別的な投稿は2014年8月から15年3月まで月間16800件。1日平均551件で2分36秒当り1件投稿されているという。
差別的投稿の内訳は人種差別が28パーセント、性別差別が25パーセント、性的指向に関する差別が19パーセント、身体的な障害への差別が11パーセント、ユダヤ人差別が9パーセント、その他が8パーセントとなっている。
プレミアリーグの選手に対する差別的な投稿はこの期間で約39000件で、うち8000件以上がバロテッリに向けられたものだったという。個人に向けられた投稿としては最多で、その52パーセントが人種差別的な投稿だったと伝えられている。2番目がアーセナルのイングランド代表FWダニー・ウェルベックで約1700件で、50パーセントが人種差別だったという。バロテッリに対する差別的投稿の数は突出していることが明らかになった。
page1 page2