バロテッリが人種差別の標的に 差別的投稿がプレミア選手最大の8000件超

クラブではチェルシーが最大、2位はリバプール

 クラブ別で最も差別的投稿の標的とされていたのはチェルシーでこの間約2万件。2番目に多かったのがリバプールで約19000件で、3番目がアーセナルで約1万2000件。マンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティが約11000件で並んでいる。

 差別的な投稿先としてはツイッターが最多で88パーセントと大半を占めている。続くのはフェイスブックで8パーセント。フォーラムが3パーセント、個人ブログが1パーセントとなっている。

 フーリガンと同様に問題化しているソーシャルメディア上の憎悪犯罪(ヘイトクライム)は実際の暴力事件などに発展するケースも多い。差別的な投稿の応酬が相互憎悪をさらに助長する可能性もある。フットボール界も一層撲滅への取り組みを行う必要がありそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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