柴崎の“芸術ボレー弾”が「17年最も美しいゴール」候補に選出 「弾丸が宙を飛ぶような…」

「テア・シュテーゲンを打ち負かした」

 今季、テネリフェからヘタフェに移籍した柴崎は、9月に行われたリーガ・エスパニョーラ第4節のバルセロナ戦に先発出場。前半39分、味方が頭で落とした浮き球を左足のダイレクトボレーでゴール右隅に蹴り込み、リーガ初得点を挙げた。

 名手のドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの守るゴールネットを揺さぶる鮮やかな一撃について、記事では「ヘタフェのガク・シバサキは、ブラウグラナ(青とえんじ。バルサの愛称)に罰を与えた。弾丸が宙を飛ぶような一撃で、テア・シュテーゲンを打ち負かした」と評価している。

 柴崎は鹿島時代、2016年のFIFAクラブワールドカップ決勝でレアル・マドリード相手に2ゴールを決めており、スペインの二大巨頭から公式戦で得点を奪った初めての日本人選手としても注目された。左足骨折から復活して迎える2018年は、どんなゴールで観る者を魅了してくれるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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